スターエムの歴史はギムネの歴史
自宅裏にて小林元二が棒通(ボート)錐工場として叔父と二人で粂ボート工場より独立創業
☆Mを商標登録する
星は世界共通、世界に羽ばたいていけるようにというの願いを込めて
Mは元二氏のイニシャルから
鍛造から工作機械による切削加工に転換し、その製品を「小林式」と命名
リング、短捻、ピット、ドリルの4種類をつくる
1946年に改称した報国工業(株)から(株)小林ギムネ製作所に社名を変更する
中小企業庁より中小企業近代推進モデル工場に指定される
小林式ギムネを発明する等木工業界に貢献したとの由で小林元二が黄綬褒章を授与される
その後、神戸市生田神社に建立された発明記念塔に名が刻まれる(1980年)
1952年に結成したホシエム会の20周年を期して代理店、特約店を制度化した代理店会を結成
小林元二が代表取締役会長に、小林恒美が代表取締役に就任
三木工場公園に入居し、第二北工場を建設する
第二北工場の南側に第二中工場を建築
営業課と技術部をそれぞれ分社し、営業部門を(株)スターエム、技術部門を(株)小林エンジニアリングとして発足
小林ギムネ製作所の生産部門を分離分割し、(株)小林精工を設立
小林恒美が相談役に、小林 寛が代表取締役に就任
大断面集成材を利用した木造構造の第二南工場を建設する
本社工場を三木工場公園内に移転
生産部門が同敷地内にまとまる
アメリカ シカゴに現地法人 Star-M International, Limitedを設立
ブランド名はWOOD OWL
ISO9001:2000 認証取得
分社化していた小林ギムネグループを統合し、(株)スターエムに社名変更
ISO4001:2004認証取得
営業部と製品倉庫を本社工場と同敷地内に移転
新ロゴマーク mを商標登録する
小林 寛が代表取締役会長に、小林康雄が代表取締役社長に就任
小林富記子が代表取締役社長に就任
株式会社スターエムは創業100周年、Star-M International, Limitedは設立20周年を迎える
ギムネを作り始めてから間もない頃のこと。当工場製のリングオーガーを使っていた大工さんが、桁に穴を開けようとしていて仰向けの不安定な姿勢でリングオーガーを回し始め先端の誘導ネジがやっと食い込むや否や足場が崩れてリングオーガーの柄を掴んだまま宙ぶらりんとなってしまった。この時命綱となったのが他でもないこの「誘導ネジ」である。しっかりと木材に食い込んで折れもせず外れもせず、人間一人を吊り下げ通してくれたので危うく難を免れたのであった。後日、その大工さんの事業主に出会った時にその模様を嬉しそうに話してくれた。仕事がきちんと出来ていたからこそのことで、やはり仕事は端々にまで魂を込めて当たることが責務であり誇りでもある。(ホシエム50年のあゆみより)